「チャンスの神様の前髪」を掴むために。ある食堂での悔しさ。
- 2025年12月18日
- 読了時間: 3分
更新日:20 時間前

「あぁ、悔しい。羨ましい。くっそー!」
そんな風に叫びたくなるような夜が、あなたにはありますか?
30年以上、食の世界の最前線で「ホールフード」を伝えてきたタカコナカムラ。
先日訪れたある学生食堂で感じたのは、髪を掻きむしりたくなるほどの「羨ましさ」でした。
そこから見えてきた、料理の本質と、次なるステージへの決意をお届けします。
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よく設計された「正解」の食堂で感じた、ザワザワの正体
先日、ある大学の学生食堂を訪れました。
100席が満席。素材も素晴らしく、味もきちんとしている。
大量提供のために無理なく設計されたオペレーション。
それは、ひとつの「正解」の形でした。
でも、私の胸の奥はザワザワと波立っていました。
それは否定ではありません。
ただ、羨ましかった。悔しかった。
私が30年以上言い続けてきた「生産者と食べる人を繋ぐ」「和食を文化として残す」というメッセージを、その場所が体現していたからです。
料理は思想ではない。火加減や手の動きという「技術」だ。
私が人生をかけて向き合ってきた「料理」は、単なる理念やスローガンではありません。
火加減ひとつ。
入れる順番ひとつ。
手の動き、そして判断。
それらが積み重なって初めて、料理は「料理」になる。
私はそう信じてきました。
だからこそ、料理が「効率的なオペレーション」として整理されていく現場を見て、少しだけ寂しく、そして猛烈に悔しくなったのです。
「まだ終わっていない」という感覚
「チャンスの神様には前髪しかない」という言葉があります。
私は準備をしてこなかったわけではないけれど、自分が立っていい場所を、無意識に自分で狭めていたのかもしれない。そう気づかされました。
でも、この羨ましさを感じたということは、私の中にまだ「終わっていない」という熱い火種がある証拠です。
料理をする人を増やしたい。
料理が、料理として残る世界を見たい。
次にチャンスの神様が通り過ぎたとき、その前髪をガシッと掴める自分でいられるように。
今日のこの悔しさを胸に、私はまた、台所に立ち続けます。
※本記事は「note」より要約抜粋しています。
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✏️ 編集部より
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タカコナカムラの「悔しさ」の先にある、私たちの使命。
効率やオペレーションだけでは届かない「料理の体温」を。
私たちは、この場所から発信し続けます。
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3. 「思想」ではない「本物の料理」を味わう まるごと養生食堂
整理されすぎた食事にはない、手仕事のぬくもり。
私たちが日々提供しているのは、代表が悔しさを感じるほどにこだわり抜いてきた「料理の真髄」です。
ぜひ、その体温を感じに来てください。



