ホールフードの哲学を体現するような道具
タカコナカムラも愛用する「拭き漆 菜箸」
懐かしい日本の風景を残す場所、早池峰山の麓にある星耕茶寮。かつて馬と共に暮らした「曲がり家」の廃屋を、ご自身の手で修復されたという店主の温かい想いが、この道具にも息づいています。
料理家タカコナカムラは、この菜箸のほか、汁椀やタナーなど、星耕茶寮の拭き漆製品を長年にわたり愛用し、直しながら使う、というホールフードの哲学を実践しています。
拭き漆の技法が光る、特別な菜箸
この菜箸は、「拭き漆」という伝統的な技法で丁寧に仕上げられています。木地に生漆を塗り、布で拭き取る作業を幾重にも繰り返すことで、竹本来の美しい木目を生かしつつ、奥深い艶と耐久性を与えています。
一本ずつ手作業で漆を拭いているため、形や長さにわずかな個体差があり、ひとつとして同じものはありません。また、漆の塗りむらも手作りの証として、温もりを感じさせてくれます。
菜箸としての優れた機能性
一般的な菜箸に比べ、先端が細く、料理をつかみやすいのが特徴です。炒め物や盛り付け、麺をほぐす際など、細かい作業もスムーズに行えます。竹の軽さと漆の程よい滑り止めの効果で、手に馴染みやすく、長時間の調理でも疲れにくいのが魅力です。
道具を大切に使い続ける、豊かな暮らしを
大量生産・大量消費の時代に、修理しながら長く使い続けるという選択。それは、ものを大切にする心と、道具に宿る職人の想いを尊重する、ホールフードの思想そのものです。
シンプルでありながら、使い込むほどに手に馴染む感触と、独特の艶が増していく様をお楽しみいただけます。
◎お手入れ方法
・ご使用後は、柔らかいスポンジで優しく洗い、乾いた布で水気を拭き取ってください。
・長時間の水浸け、食器洗浄機、電子レンジのご使用は避けてください。
日々の料理を、この特別な菜箸でより豊かな時間に変えてみませんか。
ほかに、タナー(長・短)、箸、をご用意しております。いずれも在庫限りとなりますのでお早めにどうぞ!
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¥1,200価格
消費税込み
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