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料理を科学する男

日本の料理人の地位が低すぎると感じてきた私。

フランスでは、アーティストと同じ扱いですぞ。

割烹料理店で生まれ育ち、常に住み込みで、『板場さん』と暮らしてきた。

お世辞にもまじめな板さん、、、、いなかった。

私が夫・シェフと結婚を決めたとき、父親に電話したら

『板場かぁ?』と残念そうなリアクション。

『イヤイヤ板場じゃないって、イタリアンのシェフよ』

『それ板場じゃろ?』と。

そこからの夫の頑張りは、ここに書く必要もない。

夫婦で、板場呼ばわりされないよう、息子にも常に、胸を張り、親の背中を見てもらえる仕事をした方つもり。

樋口直哉さん。今、売り出し中の『伸びしろ半端ない』料理人です。

服部調理師学校の学生だった頃、夫・シェフは、樋口さんに教えたこともおるらしい。

調理師学校の先生を経て、小説家としても、賞を獲得し、何屋がわからない程、活躍されている樋口直哉さん。

調理の温度にこだわり、食材が最も美味しいおんどを科学的に解説されるわ、昔ながらの和食の都市伝説を一網打尽にしてくださる。

例えば、筍を茹でるとき、必ず『ぬか』『唐辛子』必須アイテムではない?

スーパーの筍売り場に必ず置いてあるし、和食の書にも必ず書いてある。

この春、樋口さんがその嘘を暴露。

私はなんか、スッキリした。

そして、和食にもまだまだ都市伝説が潜んでいるとみている。

5月某日、『料理王国』という専門雑誌で、我が夫のスペシャリテ『アクアパッツァ』を樋口さんが科学的に解説されたYouTubeが公開された。

こっそり夫に『嫌じゃなかったの?』と聞くと、

全然!むしろ。自分の料理の美味しさを証明してくれたんだという。

まっ!シェフって、いい人!


そんな伸びしろ筍状態の樋口さんと低温調理の講座をコラボる私。幸せすぎる。

樋口さんがメインです!私は前座でしかありません。

タカコ、ナカムラホールフードスクールの講師としてお声がけする場合、

私たちが、是非とも、習いたい、どーしてもお話を聞きたい人しかお招きしません。

しょーもない料理研究家は論外と、考えております。だって、お金をいただく限りは、一流の人でないとこちらが恥ずかしい。

コロナ禍でオンラインが増え、猫も杓子もYouTuber化、料理サイトも激増。

教室も、ずっと沼底で苦戦を強いられてきた。

閑古鳥も飛びまくられた4年半。

もっと安価で、zoomでパパッとやれる講座の方が皆さんも受けやすいのかもしれない。

いや違う、それは、別の料理教室にお任せしよう。

私たちは、講座を受けた後に、心に染みる料理やお話をされる一流の講座を企画しようと決めた。

参加してよかった、、、ブラボーとアンコール起こる講座を、目指そうと、企画から準備、当日の運営と、たかが料理講座にも、情熱と信念を持ってやらなきゃだ。

樋口直哉さん、男性ファンも多い。

そこわかります。通好みというか。

上から目線の料理評論家とは違い、解析が料理人だからか、嫌味がない、わかりやすい、親しみやすい❤️

だから、多くの生産者からも愛されます。❤️

ハイ、私も彼のファンの1人として、応援したいと思っております❤️

目指せ、料理人の地位向上!

料理教室の地位もあげなきゃ!


最近のタカコのイチ推しメンズは、

第1位 目黒蓮

第2位 北村匠海

第3位 眞栄田郷敦

第4位 樋口直哉

というラインナップ。趣味いいでしょ?

さて、樋口さんの講座後、ランキングはどうなるか?

低温調理がこれからの料理の技術の幕開けとなることは間違いないからね!


講座の詳細はこちら


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