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タカコナカムラ時々ブログ


「この子のごはんも私が作る」再び始まった犬と手作りのごはん。
「生涯一犬。もう二度と、あんな別れは経験したくない。」 先代の愛犬を亡くし、そう心に決めていたタカコナカムラ。 しかし、運命に導かれるようにやってきた新しい家族「ティナJr.」。 土の上も歩けなかった小さな命が、手作りごはんで見違えるように元気になっていく過程で見えてきた、料理家としての新たな「使命感」を綴ります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「もう飼わない」と決めていたはずが 昨年の夏、新潟からやってきたジャックラッセルの女の子。 ずっとケージの中で過ごし、おむつをつけ、散歩もしたことがなければ、おやつも食べたことがない。東京へ向かう車の中でも、外の世界に怯えて震えるばかりでした。 「いいよ。おしっこも、うんちも、ここでしていいよ」 家に着いてすぐおむつを外し、抱っこしながら花や木を教えて歩く日々。 そんな中、私の心に再び、あの静かな火が灯りました。 「この子のごはんも、私が作る!」 料理家のプライドが再燃した「手作り犬ごはん」 17年間、先代を看取るまで手作りごはんを続けてきた自負はあり
2025年12月21日


「チャンスの神様の前髪」を掴むために。ある食堂での悔しさ。
「あぁ、悔しい。羨ましい。くっそー!」 そんな風に叫びたくなるような夜が、あなたにはありますか? 30年以上、食の世界の最前線で「ホールフード」を伝えてきたタカコナカムラ。 先日訪れたある学生食堂で感じたのは、髪を掻きむしりたくなるほどの「羨ましさ」でした。 そこから見えてきた、料理の本質と、次なるステージへの決意をお届けします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー よく設計された「正解」の食堂で感じた、ザワザワの正体 先日、ある大学の学生食堂を訪れました。 100席が満席。素材も素晴らしく、味もきちんとしている。 大量提供のために無理なく設計されたオペレーション。 それは、ひとつの「正解」の形でした。 でも、私の胸の奥はザワザワと波立っていました。 それは否定ではありません。 ただ、羨ましかった。悔しかった。 私が30年以上言い続けてきた「生産者と食べる人を繋ぐ」「和食を文化として残す」というメッセージを、その場所が体現していたからです。 料理は思想ではない。火加減や手の動きという「技術」だ。..
2025年12月18日


「逆走」か「原点」か。料理をしない人が増える今、私が伝えたいこと。
「忙しいから、料理をしないのは仕方がない」 そんな空気が当たり前になった今、あえて私は「料理をしようよ」と誘い続けています。 それは時代に逆行しているのでしょうか? それとも、私たちが守るべき原点なのでしょうか。 30年以上ホールフードを伝えてきたタカコナカムラが、今、台所から見える景色を語ります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 効率の裏で、失われていくもの 最近、料理をしない人が激増していると感じます。 電子レンジで温めれば完成する食事、袋を開けて炒めるだけのミールキット。 確かに便利。でも、その便利さと引き換えに、私たちは大切なものを手放してはいないでしょうか。 醤油も、味噌も、お酢も、米も。和食の要であるこれらの消費量は、今や激減しています。「売れるもの」にするために、それらは便利な加工品へと姿を変えていますが、本来の『醤油』や『米』は、料理をする人がいなければ、いずれ消えてしまいます。 売り方を変える前に、私たちは「使う人」を失っていないかを考えなければならない。 私はそう思っています
2025年12月17日


満月の夜に、心の舵を15度だけ切ってみた話。
満月の夜に、心の舵を15度だけ切ってみた話。
2025年12月10日


「料理は未来をつくる」――私が再びホールフードを伝える理由。
料理は未来と命をつくる生き方。ホールフードで「まるごと考える」選択を。
2025年12月6日


おせち料理は「買うもの」でいい?
おせち料理が持つ文化的な意味を取り戻し、発酵と養生の知恵で家庭の味として未来へ残すことの重要性
2025年12月4日
お盆とご先祖様
8月13日の夕方にお墓にご先祖様を迎えに行く。墓に向けて背中を差し出し、『さぁ、帰るよ』と声をかける。 その日からご先祖様たちは、3泊4日、16日の早朝にあの世の扉が閉まるまでにお帰りになるらしい。 我が家にはリビングに、友人のデザイナーが作ってくれたモダンな仏壇が鎮座。...
2025年8月16日


4回目の葬儀参列
私は、これまで、3回、生徒の告別式に参列しました。 これほど、悲しくて情けないことはありません。 入学前から闘病中で、やっと探して入学してくれる人も少なくありません。 もちろん、ベジブロスやホールフードの料理メソッドを通じて「生きる力」を見つけ元気...
2025年7月26日


カムバック!隠岐島のアラメ
私は40年近く、ずっと隠岐島のアラメを使ってきました。 初めて知ったのは、マクロビオティックの大御所小川みち先生の料理教室。 運営していた、大竹さんという、これまた、濃いーー志し高いオジちゃんが売っておられた。 それから小川先生も大竹さんも他界。...
2025年7月9日
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