調味料としての『KING OF MISO』は、やはり、悔しいけど、豆味噌ではないかと思います。
それは、味噌汁や味噌漬けを超える調味料として考えると、豆味噌は、日本脱出の際には、持って行く。
豆味噌は、愛知県、岐阜県と三重県の一部で食される地域性がめちゃ高い味噌。全国区ではない。
ましてや関東に教室を構える私たちにとっても、馴染みが薄いと言える。
うんにゃ、違う。
私たちホールフードスクールのスタッフは、みんな豆味噌が好き❤️
それは、洋食との相性も良く、味噌の中では、最も守備範囲の広い味噌なのです。
そもそも、豆味噌や八丁味噌は、大豆麹と塩水だけで味噌を仕込みます。これは、かなりの熟練者でないといい豆味噌にならん。
自称・味噌マエストロのタカコさんも、豆味噌仕込みはやってこなかったのです。難しすぎて!
しかし三河醸しツアーで訪れた知多半島の中定商店との出会いは、私を豆味噌に引き寄せてくれました。
初めて蔵主の中川安憲さんに仕込みを習った時、
その仕込みのユニークさにびっくり、仕込み立ては、生地がめちゃくちゃ柔らかく、塩蓋も置かない。
通常3年かかる豆味噌が、わずか1年で完成する。しかも、売りたくなるほど美味しい。
私の手前味噌ですら、東京の教室では保管しておりません。
東京の夏の温度の高さでは、ろくな米味噌にならん。だから、仕込みも保管も山形県白鷹町の鈴木徳則さんという味噌名人の蔵に預けてあるのだよ。
それなのに、中定さんの豆味噌キットったらない。
クソ暑い東京でも、ちゃーんと美味しい豆味噌になる。
しかも、愛知県で販売されている豆味噌キットは、ほぼ『米麹』をブレンドしてる。それ、禁じ手!
だから、私は、味噌仕込み失敗された味噌難民たちに、『豆味噌仕込み』を勧めています。
人間、どんな理由あれど、失敗したモノには、次はない。
絶対失敗しない味噌、絶対美味しい味噌こそが、中定さんの『秘密の配合』の豆味噌キットなのです。
キットを購入され、自宅で仕込むも良しですが、
仕込む途中で、途方に暮れます。
失敗したかもーーーーって。
他の味噌とは硬さが違いすぎるのです。
一度だけでいいので、豆味噌講座で、タカコと一緒に仕込み下さい。来年からはもう、一人で仕込めます。
しかも、、カビなし、産膜酵母なし、売れる豆味噌完成します。
ついでに、豆味噌で作る味噌ハヤシライスや甘味噌まで教えます。
だってー、豆味噌愛してるから、大盤振る舞いしそう。
豆味噌は、名古屋のソウルフード。
味噌おでん、海老ふりゃ〜、味噌カツ、必須調味料。
中定さんの豆味噌の1番の魅力、柔らかい、使いやすいのです。通常は豆味噌っちゅーのは硬いのですよ。
あの柔らかさは、中川さんのお人柄に由来するのかもしれない💝ふわっと優しいのです。
年一開催、力の入る豆味噌講座!
1年もかかるんですかぁーーーー?なんて言わないで下さいね。
とびきりの豆味噌がたったの1年で完成するなんて、
徳川家康が生きていたら、たまげて、お抱え味噌屋になるはずよ。
人生50年の短命時代に、75歳まで生き延びた、家康の長寿を支えたのが豆味噌であります。
他の味噌には少ない、抗酸化力の高い『メラノイジン』というファイトケミカルも、豆味噌に豊富に含まれる。
つまり、不老不死、美人の為の味噌こそが黒いダイヤ『豆味噌』なんです。
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