『農的暮らし』を私はする事が理想です。
農的暮らしとは?
お天道様と共に暮らします。
夜明けと共に起き、畑に行く。朝ごはんを食べて、
山や森を眺めてコーヒーを飲んで、読書。ゆっくり畑へ行き、お昼まで野良仕事。
黄昏の時間。
いい音楽とクラフトビール。くいっ。
ゆっくりと、季節の野菜の前菜からのその日の料理に合わせた酒と音楽を楽しむ。
風呂に入って10時に床につく。
これが農的暮らし。農業が暮らしの軸となる。
かつて、日本人はこんな暮らしをしていたと思う。
どこの家庭にも小さな畑があり、そこでねぎや大葉、山椒など、ちょっとした野菜は自家製だった。
そんな農的暮らしを実践しているのが、今回訪ねる高崎市で、『北斗の森』を営む、石曽根俊明、栄子さん夫妻。ペットは、山羊のメエちゃん🐑
栄子さんの実家は農家。後を継ぐ事なく、いざ東京へ。バリバリの編集者としてキャリアを積む。
そんな時に通ってくれたのがタカコナカムラホールフードスクール。
一方の俊明さんもランドスケープデザイナーとしてバリキャリ。
恋に落ちた2人❤️俊明さんはキャリアを捨てて農家に婿入り。栄子さんは、未練があったのだろうか、まだ東京での暮らしを継続。
俊明さんの農的暮らしがたった1人で始まりました。
一から農業を学んだという。小さな集落での暮らしは、さぞ辛いこともあったと思う。
時が経ちようやく2人で農家を継ぎ、農薬や化学肥料を使わない農法を選ぶ。
都会の若者に米作りを教え、体験させる『田んぼプロジェクト』もはじめ、今年で10年になる。
田舎に住みたい!農業やりたい!という人は増えている。しかし、都会へ戻る人たちも少なくないのが現実。
何故だろ?
それは、暮らしの価値や労働をどうしても『お金』に換算してしまうからではないだろうか。
石曽根夫妻には、いつも楽しそうなのだ。
畑を眺め、山からの水で野草茶を入れ、背丈まで伸びるフェンネルを積み、鳥のさえずりで目覚めることに、幸せを感じている。
そんな2人が、パワースポット榛名神社の参道に、農家レストランを開店。農業を営みながらの店のため完全予約制。シェフ1人、サービス1人。もち、スタッフは夫婦のみ。
私はこの2人の無理のない、頑張らない生き方がとても羨ましいと感じている。
私はこんな小さいけど、会社を運営する責任もある。料理学校の校長としての責任。協会代表理事の責任。責任の積み木が重なる。
だから、身の丈以上に頑張らないといけない。
都会の暮らしを良しとしない人も、フンきれない。
家族がねー、子供の学校がねー、お金がねーー
全て、言い訳だと思う。
人生は毎日が選択、選んだ方向にしか進めないのです。
私は、一流の料理の先生を目指しちゃいるが、それは今生では無理かもしれない💦
でも、いい人、いいモノ、いい事の情報を望む人たちに教えてあげたいと思う。それなら私やれますよね。
埼玉県上里町には、米麹で酵母を作り天然酵母パンを作る醸造家、荒木和樹さん家族がいる。
『悪魔のパン』と呼びたい。それは、米麹酵母はすこぶる消化が良く、ついつい、食べ過ぎてしまう。
石窯の酵母ピッツァは、3枚踊り食い可能。
パン屋に並ぶバカチンが多い昨今。
焼きたてのパン=おいしい とは限らないのだよ。
味輝のパンの魅力は『劣化が遅い』
さすが、米麹酵母の底力!
旅の最後は奇跡のスーパー『スーパーまるおか』
何故、奇跡なのか?というと、ナショナルブランドが一つもない。全て全国のとびっきりの商品のみを売っている。全国のバイヤーが見学に来る、関東一品揃いの素晴らしい店。
ここも、危険な店で、私はちょいちょい『爆買い』をしてしまい、悔やむ。
楽しいだけが旅ではない。
『学ぶ』ことは、夢の始まり。
最後にこのツアーの特別参加者をここだけの話。
油博士、チャスキオイルの生産者アルコイルスの大橋代表。
道中、油の講座をお願いしておりますよーーー。
油を制するモノが永遠の美を勝ち得るのであります。
旅の学校申し込みは
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