今年で12回目になる発酵醸造の蔵元を訪ねるツアー。
『まるや八丁味噌』を初めて訪ねた時のこと、
ぶったまげた。
あのピラミッドのような石積みされた木桶が並ぶ凛とした空気の蔵。
発酵学問では、八丁味噌は、二夏ニ冬の長期塾生の味噌で、、、そんな基礎知識は、いくら積んでもダメだ。
蔵に行こう!
発酵醸造をこの目で見よう!
この感激を多くの人に伝えよう!
と思いつき、まるや八丁味噌の浅井社長と相談し、
浅井さんは、即答で
『いいね!』
その足で、碧南市の日東醸造へ向かう。
大先輩の浅井さんに頼まれた、蛇にならまれたカエル状態の蜷川社長は、即答で
『三河醸しツアーやります』
あれから12年が過ぎた。
訪問先は、いつもほぼ同じ。
入れ替えることができない、それは、三河の、いや日本の超一流の蔵は、変わることがなく、限られた蔵だからです。
まるや八丁味噌から始めるこのツアー。
名物は、やっぱり、蔵主の浅井社長。
『お茶の水博士』に似た風貌はあせることもなく、
商いに対する姿勢は、錆びることもない。
昨今の農水省とのGI問題にも、孤軍奮闘されている。
『どうする家康』で注目の岡崎市。
甲冑マニア?の浅井社長、今年は等身大パネルも作られた。
松潤の家康も良いけど、浅井さんは、まさに家康的な発想の持ち主。
あーーー、なんて、素敵な74歳の蔵主。
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